ビクターもソニーと並んで電子制御アームに熱心だったメーカーで，このQL-Y7は，電子制御アームのプレーヤーの中でも，当時非常に評価の高かった１台です。

その要因は　①単体フォノモーターの名品TT-71のデザインを変えて搭載していること。
　　　　　　　電源、回転数切り替えなどのスイッチをキャビネットの前面に配置していますが中身はTT-71そのものです。
　　　　　　②キャビネットは通常、板を組んだ箱なのですが QL-Y7は ビクター伝統の積層構造で，
　　　　　　　ソリッド材による３層構造の重量級となっていてそれを くり抜きTT-71とアームを組み込んでいます。
　　　　　　　これにより、有害な振動を低減しています。
　　　　　　③電子制御アームはアームの振動を純電子的に検出して，機械損失を伴わないために感度はほとんど損なわれず
　　　　　　　トレース性能を高めています。




　　　　　　　　　　　■33/45は瞬時にクオーツランプが点灯（緑）して正確で安定した回転をします。
　　　　　　　　　　　■ランプ類に切れはありません。
　　　　　　　　　　　■オートスイッチは的確に反応します、アームアップ／ダウン・送り・戻し・リジェクトなど正常動作します。
　　　　　　　　　　　■レコードが終わるとアームがアップしてレストまで戻り、回転が止まります。
　　　　　　　　　　　■カートリッジをつけての音出しも問題なく左右から きれい に出音します。

キャビネットにはキズや汚れはほとんどなく、中古にありがちな角欠けもありません。
カバーには残念ながら多少のキズがありますが割れやヒビがなく、十分な透明度を保っています。
このような美品で、オート操作の便利さ、 EDサーボアームとTT-71フォノモーターの高音質をぜひ実感して下さい。




120～140サイズの梱包になるかと思いますが着払いでお送りしますので送料はご負担下さい。
ターンテーブルは輸送中のトラブルを避けるため、取り外すか外れないように固定します。
アームも暴れないように固定します。
ウエイトは取り外して同梱します。