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浜田庄司 掛合釉扁壺 人間国宝
サイズ 高さ22.5cm×幅15.2cm×奥行き7.2cm
貴重 美しく侘びさびを感じさせる作品
共箱はありません
釉薬のグラデーションが田園風景画のように霧がたちこめる冬の山裾を顕しているかのよう
遠くの山々がうっすらと叙情的に感じられるような非常に味わい深い作品
浜田庄司は、人間国宝に認定された益子焼の代表的な陶芸家です
濱田庄司は1894年12月9日に神奈川県にて生まれた陶芸家であり、民芸陶器にて重要無形文化財保持者の一人として人間国宝に認定されました
浜田庄司は主に昭和に活躍した陶芸家で、民芸運動の中心人物として知られる人です
民芸運動とは、これまでほとんど評価されなかった手仕事で作られた日用品の中に「用の美」を見出し世に紹介することを目的とした運動です
浜田庄司は創始者の柳宗悦や河井寛次郎らとともに初期から活動していました
民芸運動の熱心な活動家でもあり、柳宗悦、富本憲吉、バーナード・リーチなどと親しかったことでも知られます
1894年に現在の神奈川県川崎市で生まれた浜田庄司は少年時代は画家を志していました
15歳の時に印象派の画家ルノアールの手記を読んで触発され工芸の道を志すようになったといわれています
1913年東京高等工業学校窯業科に入学後は近代陶芸の開拓者といわれ陶芸家として初めて文化勲章受章者となった板谷波山の師事を受けます
1916年に卒業すると後に民芸運動を共にする河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場にて主に釉薬の研究を行います
この頃から民芸運動の創始者である柳宗悦や陶芸家で後に人間国宝に認定される富本憲吉、イギリスの陶芸家であり画家でもあるバーナード・リーチとの交流が始まります
1920年にはバーナード・リーチに同行して渡英
1923年にはロンドンで個展を開催して成功を納めるなど陶芸家として活躍を始めます
1924年に帰国後しばらくは沖縄で作陶を学んだ後、栃木県益子に築窯
益子の陶土や釉薬を基本とした独自の作風を確立し1935年には独自の様式を完成させ
1955年には民芸陶器の人間国宝に認定されます
また大正末期より民芸運動の中心的な人物として活躍していましたが
柳宗悦がこの世を去った翌年の1962年には柳宗悦の後を継いで日本民芸館館長に就任しました
1970年に開催された大阪万博では日本民芸館パビリオンの名誉館長を務め
1972年には大阪日本民藝館の初代館長に就任
1977年には国内外の民芸品を展示する益子参考館を開館するなど1978年にこの世を去るまで熱心に民芸運動を続けました
【作品の特徴】
浜田庄司の作品の特徴は手ろくろを使ったシンプルな造形と
無作為にも見える大胆な模様が特徴です
流掛や赤絵・塩釉などの技法を使った作品のほか
「黍文」と呼ばれる独自の文様を施した作品など、どっしりとした重厚感と素朴な力強さが大きな魅力で国内外の多くの収集家、陶芸ファンに愛されています
浜田庄司の作品は民芸陶器らしい素朴さと力強さとどこかモダンな印象の美しさを備えています
日用品という姿勢を保ちながらも芸術品のような魅力にあふれ多くのファンを惹き付けています
浜田庄司の作品は東京の大阪日本民藝館、日本民芸館などで鑑賞できます
【濱田庄司(はまだ しょうじ)プロフィール】
1894年(明治27)生まれ
神奈川県橘樹郡高津村溝ノ口の母の実家で文房具屋の長男として生まれる
東京府立一中時代に 陶芸家 の道を志して東京高等工業学校窯業科に入学し板谷波山に 師事する
窯業の基礎科学面を学び上級生だった河井寬次郎と親交を深める
卒業後は、京都市立 陶芸 試験場にて河井寛次郎と共に 釉薬 の研究を行い1919年の頃 柳宗悦、富本憲吉、バーナード・リーチと知り合う
彼らと民藝運動を推進した中心的存在であり、民藝理論のよき実践者であった
その後、栃木県益子町で作陶を開始し手轆轤のみを使用するシンプルな造形と釉薬の流描による大胆な模様を得意とし益子焼の代表的な作家となる
1955年に第1回の人間国宝に認定され、1968年には文化勲章を受章する
1961年、日本民藝館の第2代館長に就任する
また、1977年には自ら蒐集した民芸品を展示する益子参考館を開館
1978年 83歳没
今や現代陶芸家として世界に名を馳せる黒田泰蔵さんが若かりし頃に益子町に滞在中、
「益子焼中興の祖・陶芸家濱田庄司氏が所蔵していた李朝時代の白磁を見たことが後に白磁作品を制作する原点となった」と自伝で語っていることから
黒田泰蔵さんを陶芸の道に導きその人生に大きな影響を与えたと言われています
本作はその作風からルーシー・リーさんや
浜田庄司さんの作品がお好きな方に購入していただき、喜んでもらえたら嬉しいです
早めの終活をしますのでこれまで集めたお気に入りのものを出品します
24時間以内の取引連絡と72時間以内のお支払い手続きと受け取り連絡ができる方のみ入札してください
評価0の新規の方やマイナスの評価が多い等、取引に不安を感じる方は入札を取り消しさせていただく場合があります
入札状況によっては出品を取り下げることがありますのでご了承ください
すり替え防止のためノークレーム・ノーリターンです
十分な梱包とスムーズな発送を心がけますので、お取り引き終了までよろしくお願いいたします
サイズ 高さ22.5cm×幅15.2cm×奥行き7.2cm
貴重 美しく侘びさびを感じさせる作品
共箱はありません
釉薬のグラデーションが田園風景画のように霧がたちこめる冬の山裾を顕しているかのよう
遠くの山々がうっすらと叙情的に感じられるような非常に味わい深い作品
浜田庄司は、人間国宝に認定された益子焼の代表的な陶芸家です
濱田庄司は1894年12月9日に神奈川県にて生まれた陶芸家であり、民芸陶器にて重要無形文化財保持者の一人として人間国宝に認定されました
浜田庄司は主に昭和に活躍した陶芸家で、民芸運動の中心人物として知られる人です
民芸運動とは、これまでほとんど評価されなかった手仕事で作られた日用品の中に「用の美」を見出し世に紹介することを目的とした運動です
浜田庄司は創始者の柳宗悦や河井寛次郎らとともに初期から活動していました
民芸運動の熱心な活動家でもあり、柳宗悦、富本憲吉、バーナード・リーチなどと親しかったことでも知られます
1894年に現在の神奈川県川崎市で生まれた浜田庄司は少年時代は画家を志していました
15歳の時に印象派の画家ルノアールの手記を読んで触発され工芸の道を志すようになったといわれています
1913年東京高等工業学校窯業科に入学後は近代陶芸の開拓者といわれ陶芸家として初めて文化勲章受章者となった板谷波山の師事を受けます
1916年に卒業すると後に民芸運動を共にする河井寛次郎と共に京都市立陶芸試験場にて主に釉薬の研究を行います
この頃から民芸運動の創始者である柳宗悦や陶芸家で後に人間国宝に認定される富本憲吉、イギリスの陶芸家であり画家でもあるバーナード・リーチとの交流が始まります
1920年にはバーナード・リーチに同行して渡英
1923年にはロンドンで個展を開催して成功を納めるなど陶芸家として活躍を始めます
1924年に帰国後しばらくは沖縄で作陶を学んだ後、栃木県益子に築窯
益子の陶土や釉薬を基本とした独自の作風を確立し1935年には独自の様式を完成させ
1955年には民芸陶器の人間国宝に認定されます
また大正末期より民芸運動の中心的な人物として活躍していましたが
柳宗悦がこの世を去った翌年の1962年には柳宗悦の後を継いで日本民芸館館長に就任しました
1970年に開催された大阪万博では日本民芸館パビリオンの名誉館長を務め
1972年には大阪日本民藝館の初代館長に就任
1977年には国内外の民芸品を展示する益子参考館を開館するなど1978年にこの世を去るまで熱心に民芸運動を続けました
【作品の特徴】
浜田庄司の作品の特徴は手ろくろを使ったシンプルな造形と
無作為にも見える大胆な模様が特徴です
流掛や赤絵・塩釉などの技法を使った作品のほか
「黍文」と呼ばれる独自の文様を施した作品など、どっしりとした重厚感と素朴な力強さが大きな魅力で国内外の多くの収集家、陶芸ファンに愛されています
浜田庄司の作品は民芸陶器らしい素朴さと力強さとどこかモダンな印象の美しさを備えています
日用品という姿勢を保ちながらも芸術品のような魅力にあふれ多くのファンを惹き付けています
浜田庄司の作品は東京の大阪日本民藝館、日本民芸館などで鑑賞できます
【濱田庄司(はまだ しょうじ)プロフィール】
1894年(明治27)生まれ
神奈川県橘樹郡高津村溝ノ口の母の実家で文房具屋の長男として生まれる
東京府立一中時代に 陶芸家 の道を志して東京高等工業学校窯業科に入学し板谷波山に 師事する
窯業の基礎科学面を学び上級生だった河井寬次郎と親交を深める
卒業後は、京都市立 陶芸 試験場にて河井寛次郎と共に 釉薬 の研究を行い1919年の頃 柳宗悦、富本憲吉、バーナード・リーチと知り合う
彼らと民藝運動を推進した中心的存在であり、民藝理論のよき実践者であった
その後、栃木県益子町で作陶を開始し手轆轤のみを使用するシンプルな造形と釉薬の流描による大胆な模様を得意とし益子焼の代表的な作家となる
1955年に第1回の人間国宝に認定され、1968年には文化勲章を受章する
1961年、日本民藝館の第2代館長に就任する
また、1977年には自ら蒐集した民芸品を展示する益子参考館を開館
1978年 83歳没
今や現代陶芸家として世界に名を馳せる黒田泰蔵さんが若かりし頃に益子町に滞在中、
「益子焼中興の祖・陶芸家濱田庄司氏が所蔵していた李朝時代の白磁を見たことが後に白磁作品を制作する原点となった」と自伝で語っていることから
黒田泰蔵さんを陶芸の道に導きその人生に大きな影響を与えたと言われています
本作はその作風からルーシー・リーさんや
浜田庄司さんの作品がお好きな方に購入していただき、喜んでもらえたら嬉しいです
早めの終活をしますのでこれまで集めたお気に入りのものを出品します
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すり替え防止のためノークレーム・ノーリターンです
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