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図録本修法の美術別尊法別尊曼荼羅両界曼荼羅尊星王像熾盛光曼荼羅如意輪観音像千体観音像蔵曼荼羅紅玻璃阿弥陀像仏眼曼荼羅密教図像法具地

図録本修法の美術別尊法別尊曼荼羅両界曼荼羅尊星王像熾盛光曼荼羅如意輪観音像千体観音像蔵曼荼羅紅玻璃阿弥陀像仏眼曼荼羅密教図像法具地[浏览Yahoo!拍卖页面]

  • 一口价:¥882(合17500日元)
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卖方资料

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三边和 运费
60厘米 ¥52
80厘米 ¥63
100厘米 ¥75
120厘米 ¥85
140厘米 ¥97
160厘米 ¥108

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商品参数

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    开始时的价格:¥882 (17500日元)
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希少図録本 修法の美術 別尊法と別尊曼荼羅 密教図像 密教法具 密教美術 仏教美術 真言宗 天台宗 天台寺門宗 修験道 マンダラ 比叡山延暦寺 園城寺 両界曼荼羅 尊勝曼荼羅 尊星王像黄金剛童子像 普賢延命像 熾盛光曼荼羅図 聖観音曼荼羅図 仏眼曼荼羅図 紅玻璃阿弥陀像 十一尊曼荼羅図 大元帥曼荼羅図 愛染明王像 六臂地蔵尊
千体観音像 地蔵曼荼羅図黄不動 閻魔天曼荼羅図 弁才天十五童子像 訶梨帝母像 独鈷杵 五鈷杵 秘鈔 伝授目録 版本両界曼荼羅図 重要文化財 重要美術品 指定文化財 仏像 仏画 写真解説 


栗東歴史民俗資料館 
2007年
87ページ カラー20ページ本文モノクロ
約29.5x21x0.6cm



近江地方に伝来する密教絵画・密教図像作品を中心に、さまざまな密教修法、
とりわけ目的別に選ばれた本尊を中心とした別尊法における別尊曼荼羅やその本尊の姿を紹介、
宗教的想像力の広がりの一端について見ていく展覧会の会場限定公式図録本。

珍しい曼荼羅(六臂地蔵尊を一万以上の地蔵尊が取り巻く珍しい地蔵曼荼羅)や密教図像、仏像、修法に使用される密教法具など作品60点、図版約80点と、それぞれに詳細解説を付し、
別尊曼荼羅、別尊法についての論考、常楽寺蔵「釈迦如来及四天王像」における山門の秘法四天王法についての論考、資料などもあわせて掲載。大変貴重な資料本です。


【序文より】
栗東を含む近江南部は、古くは奈良の仏教界の影響を受け、平安時代の半ば頃からは琵琶湖の対岸の比叡山の影響を濃厚に受けるようになりました。平安時代の初頭に、弘法大師空海や、伝教大師最澄とその門下慈覚大師た密教の教えも、やがて当地に広まっていったのです。
円仁や智証大師円珍らにより本格的にもたらされ密教では、高度に宗教的な内容を伝えるため、教義の伝承や修法などにおいて図画を重んじてきました。経典の内容に基づくものはもちろん、修行や学究の結果獲得された新たな解釈や宗教イメージも、しばしば図画に反映されました。これら密教世界のほとけのイメージのひろがりの一端は、修法などに際してかかげられた本尊のすがたからもうかがい知ることができます。
祈りの目的に応じた性格をもつほとけを選んで本尊として行なう修法を別尊法といい、こういった際に個別にあらわされる本尊は別尊曼荼羅と称されます。これらの別尊曼荼羅は原則として特定の密教経典を典拠としてあらわされますが、時には独自の工夫や解釈が盛り込まれ、あたらしいかたちが生み出されることもありました。密教は東密(真言宗)と台密(天台宗)のふたつの大きな流れを中心に展開し、これらはさらにいくつかの流れにわかれていきますが、あたらしく生み出された修法が大きな成果を挙げると、その流派の特別な修法として伝えられることもあったのです。
本展では、近江に伝来する作品を中心に、さまざまな修法の本尊の姿を紹介します。宗教的想像力の広がりの一端を感じ取っていただければ幸いです。

【目次】
はじめに
図版
カラー図版
単色図版
作品解説
論考
 1 ほとけたちの宇宙
 2 祈りとかたち
 3 修法を彩る法具
 4 受け継がれる祈り
「修法の本尊からひろがる世界 常楽寺蔵「釈迦如来及四天王像」を例として 」松岡久美子
  常楽寺蔵釈迦如来及四天王像の図像について 山門の秘法四天王法の成立 山門の秘法四天王法と四天王寺様四天王の図像をめぐる諸問題
  山門の秘法四天王と関わる作例 摂政形の聖徳太子とともに四天王を描く作例 大阪大聖勝軍寺四天王立像 おわりにかえて 文治元年の秘法四天王法の持つ意味
「在地寺社の祈祷と地域社会の形成」溝口純一
  はじめに 大原観音寺の祈祷と在地 竹生島蓮華会と東西浅井郡 おわりに 
出品目録
主要参考文献
謝辞


【論考より】
祈りとかたち
密教では宗教的な内容を伝えるために図画を重んじましたが、それゆえ新たに獲得された宗教的境地や教義等に関わる解釈が、造形に反映されることもしばしば起こったのです。結果、密教に関わる表現はさまざまな広がりをみせることになりました。
両界曼荼羅図にも数多く描きこまれているほとけたちは、一尊一尊が異なる役割や性格を持っています。
密教においては、息災(わざわいを取り除く)・増益(良いことをうみ出したり、ますます良い状態にする)・敬愛(和合や友好などを求める)・調伏(怨敵や魔障などを降す)など、さまざまな目的をもった修法が行なわれました。その際にはほとけたちの性格をふまえ、祈りの目的にあわせた本尊が選び出されました。このような修法を別尊法といい、こういった際に個別にあらわされる本尊を別尊曼荼羅といいます。
別尊曼荼羅は原則として特定の密教経典を典拠として作成されました。しかし時には独自の工夫や解釈をふまえ、経典にはない新たな要素が付け加えられて、あたらしいかたちが生み出されることもありました。こういった本尊をつかった修法が大きな効果を挙げると、特別な修法として後世に伝えられてゆくこともあったのです。また、それぞれのほとけの姿も、本来は経典等に記される内容を踏まえてあらわされるものですが、時には高僧たちが修行の結果感得した宗教的イメージなどをもとに、経典に記される姿を超えたあたらしい図像が生み出され、広まることもありました。

【作品解説一部紹介】
秘鈔のうち巻三 
東方山安養寺
守覚法親王(1150~1202)による東密小野流所伝の諸尊法。修法のさまざまな方法や本来のあり方などの研究はとりわけ平安時代後期以降盛んに行われた。

(参考)灌頂秘要録 東方山安養寺 
文化3年(1806)写伝法灌頂初夜の道場図(幸心流)。金剛界・胎蔵界の両界曼荼羅図を前にして大壇を築き、左右には真言祖師図を懸け、脇には小壇が用意される。大壇上には、中央の舎利塔、中瓶、輪宝や、手前の五鈷鈴・五鈷杵・三鈷杵・独鈷杵を安置した金剛盤など、各種法具の配置が記されている。

尊星王像 
一幅 絹本著色 鎌倉時代
大津市園城寺北極星ないし北斗七星を神格化した妙見菩薩は、寺門では特に尊星王と呼ばれ、寺門の秘法として重んじられた。
妙見、尊星王にはさまざまな形像が伝えられるが、本作品では、三重に塗り分けられた大円相の中に、頭上に鹿冠を戴き、四臂にそれぞれ日、月、三叉戟、錫杖をもち、右足を引き上げて雲にのる竜の上に片足で立つ姿で描かれる。足下の竜の頭部の左右には日月があらわされ、さらに背後の円相の外縁に三個ずつの日月が鹿や虎、狗などとともにあらわされる。これらは「覚禅鈔」巻百や「白宝口抄』巻一四八などに実相房図本として記されるものにおおむね一致する。

黄金剛童子像
一幅 絹本著色 鎌倉時代
大津市園城寺金剛童子法は、寺門の秘法とされた修法のひとつ。中尊は黄色の肉身にあらわされ、三鈷杵をもつ左手を高く挙げ、右手は与願につくる。左足を大きくあげて片足で踏割蓮華に立つ。中尊のむかって右には、三鈷杵、輪宝、絹索、刀をとる四臂金剛があらわされるなど、「阿娑縛抄」巻一三三などにひかれる「無量寿化身?摩羅儀軌」の形像に準じる、中尊から上方にのびた雲中には阿弥陀如来坐像があらわされているが、これは金剛童子が阿弥陀の教令輪身とされることを示唆するものであろう。金剛童子は胎蔵曼荼羅金剛部院中の一尊で、図像には、阿弥陀の化身とされ身色を黄とする二臂像と、金剛薩土垂の化身とされ身色を青とする六臂像がある。前者は主に台密で、後者は東密で用いられた。本作品は前者の貴重な一例である。

普賢延命像
絹本著色 鎌倉時代 大津市 延暦寺
普賢延命像は、除災や延命を願う普賢延命法の本尊。普賢延命法は、とりわけ台密において熾盛光法、七仏蒸師法、鎮将夜叉法とともに四箇大法に数えられた。比叡山において毎年四月四日から十一日にかけて天皇の御衣を根本中堂内道場に奉安して、玉体安穩、天下泰平、万民豊楽、除病延命を祈願する御修法で輪修される。図像には二臂像と二十臂像があり、本作品は後者の例。五智宝冠を戴き、二十の手には金剛界曼荼羅の四方四仏の各四親近菩薩の合わせて十六大菩薩と、四門の守護にあたる四摂菩薩の持物をとり、白色月輪を背にして四大白象の上の蓮華座に坐す。象はそれぞれ六牙をもち、踏割蓮華上に立ち、頭部に四天王を一体ずつ乗せる。衣などにみられる裁金は精緻で、寒色系の總綱に彩られた運弁が月輪や照隈の施された象の白色に映える。まとまりのよい画面構成をみせ、鎌倉時代末ごろの作とみ
られる。

熾盛光曼荼羅図
一幅
絹本著色(描表装)江戸時代 大津市 延暦寺
熾盛光仏頂を本尊とする熾盛光法は円仁が唐から伝えたとされ、七仏薬師法、普賢延命法、安鎮法とともに台密で四箇大法にかぞえられ重視された。熾盛光仏頂は、「その毛孔から盛んなる光焔を発し、日月星宿等を教令折「伏する功徳があるといい、天変地異をはじめ、疾病の流行や兵乱を鎮める息災に修せられた。
中央に一字金輪をあらわす梵字(ボロン)一字を描き、周囲に熾盛光、毘倶胝、金剛手、観自在、仏眼、不思議、文殊、救護慧の八菩薩を配する。さらに十六大天、十二宮、二十八宿が取り巻き、護世八天、四大明王を従える構成は、日月星宿をすべるにふさわしい。
比叡山には近世においても優れた仏画が多く伝えられ、本作品はそのうちのひとつ。顔料の発色もよく、画技も確かである。などと同じく京都を中心に広く活躍が知られる絵仏師木村了琢らの周辺になる可能性も考えられる。

ほか


【出品目録】より一部紹介
●は重要文化財、○は重要美術品、△は府県指定文化財、口は市指定文化財をあらわす(ここでは略)
名称 員数 所蔵 

両界曼荼羅図 大津市歴史博物館 大津市
両界曼荼羅図 園養寺 湖南市
五大尊像 観音寺 草津市
十二天像のうち 火天・羅刹天・水天・月天 長寿寺 湖南市
尊勝曼荼羅図 園城寺 大津市
尊星王像 園城寺 大津市
黄金剛童子像 園城寺 大津市
普賢延命像 延暦寺 大津市
普賢延命像 冷泉為恭筆 延暦寺 大津市
熾盛光曼荼羅図 延暦寺 大津市
聖観音曼荼羅図 長寿寺 湖南市
釈迦如来及四天王像 常楽寺 湖南市
木造四天王立像 大聖勝軍寺 大阪府八尾市
仏眼曼荼羅図 舎那院 長浜市
紅玻璃阿弥陀像 長命寺 近江八幡市
紅玻璃阿弥陀像 油日神社 甲賀市
薬師三尊像 西明寺 甲良町
十一尊曼荼羅図 油日神社 甲賀市
如意輪観音像 法蔵寺 野洲市
千手観音二十八部衆像 大清寺 高島市
木造千手観音立像 安楽寺 守山市
木造二十八部衆立像 安楽寺 守山市
千手観音像 浄信寺 木之本町
木造千手観音立像 善勝寺 栗東市
千手観音毘沙門・地蔵三尊像 油日神社 甲賀市
千手観音・毘沙門・地蔵三尊像 西明寺 甲良町
金剛薩土垂像 観音寺 米原巾
文殊菩薩像 永源寺 東近江市
普賢菩薩像 浄信寺 木之本町
千体観音像 浄信寺 木之本町
地蔵菩薩像 浄信寺 木之本町
地蔵曼荼羅図 長寿寺 湖南市
虚空蔵菩薩像 胡宮神社 多賀町
大元帥曼荼羅図 十一代木村了琢源光綱篳 延暦寺 大津市
黄不動尊像 観音寺 草津市
黄不動尊像 舎那院 長浜市
愛染明王像 延暦寺 大津市
閻魔天曼荼羅図 観音寺 米原市
弁才天十五童子像 浄信寺 木之本町
金銅密教法具 西明寺 甲良町
銅造独鈷杵 金勝寺 栗東市
銅造五鈷杵 金勝寺 栗東市
金銅飯食器 常楽寺 湖南市
銅飯食器 常楽寺 湖南市
金銅火舎 常楽寺 湖南市
金銅柄香炉 常楽寺 湖南市
銅仏餉器 元応二年常楽院の銘あり 常楽寺 湖南市
神輿華鬘 小槻大社 栗東市
金銅孔雀文磬 園城寺 大津市
訶梨帝母像 東方山安養寺 栗東市
不動明王像妙沢筆 東方山安養寺 栗東市
戒場本尊三聖像卓峰道秀筆 東方山安養寺 栗東市
伝法灌頂三摩耶戒詮要私記 東方山安養寺 栗東市
三摩耶戒受者作法 東方山安養寺 栗東市
秘鈔 東方山安養寺 栗東市
秘鈔目録 東方山安養寺 栗東市
伝授目録 東方山安養寺 栗東市
伝授次第目録 東方山安養寺 栗東市
江左新艸 東方山安養寺 栗東市
版本両界曼荼羅図 天明七年慈雲飲光の朱書がある 東方山安養寺 栗東市


★状態★
2007年の古い本です。
外観は通常保管によるスレ程度、画像ではわかりにくいですが、
巻末解説ページ下端部に小はがれありますが、カラー写真図版良好、目立った書込み・線引無し、
問題なくお読みいただけると思います。(見落としはご容赦ください)


オークションにも滅多に出ない、貴重な一冊です。
古本・中古品にご理解のある方、この機会にぜひ宜しくお願いいたします。


★お取引について★
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■中古品です。それなりの使用感がございます。
モニタのバックライトの作用により、写真画像は実際よりきれいに見えがちです。
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定価に関係なく相場に合わせて高額となる場合があります。
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