685【後漢時代】磚硯　時代銘文　元初六年（西暦119年）唐物　文房四宝　瓦硯 中国美術　文化財　書道

 磚とは、灰色に焼いた中国式の煉瓦(れんが)で、床や壁の仕上げ材として用いられたものです。正方形や長方形の厚い平板で、中国周代に始まり、漢代に発展、城壁・墓室などに用いられました。元初六年の銘がありますが、元初は後漢の安帝の治世に行われた2番目の元号です。
 また、漢時代以前の瓦や磚に刻まれた文字は、文字資料としても貴重なために、文人たちに蒐集・鑑賞されました。
 本品は、元初六年（西暦119年）に製作された磚で、後世発掘されたものが、硯として加工され、文人が愛玩したものと思われます。

【サイズ】
縦13cm 横10cm  高さ5cm
 
【その他】
発掘品が加工されたものなので、硯の縁に所々、アタリやカケが入っています。

【落札前に必ずお読みください】
・本品は古美術ですので経年に伴う汚れの他、写真では捉えきれていない傷や割れや直し等がある場合もございます。その様な個所は出来るだけ現状を伝えるように努力はしておりますが、当方での見落としがありうる場合もゼロではございません。この点を理由とした返品は遠慮頂いています事、ご理解の上ご入札ください。気になる箇所がある場合は事前の質問をお願いいたします。

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